認めてくれる人がいるといううれしさ

春は出会いと別れの季節と言いますよね。
私達の職場でも、人事異動で出て行く人と入ってくる人が居ます。

私は今年どうしても人事異動がしたくて強烈に「異動させてください！」と捨て身のアピールをしたのにも関わらず、願いは叶いませんでした。

捨て身アピールの時から感触は悪くて「ひょっとしたら、私は異動できないかもしれないなあ」と思ってはいましたが、思った通りの結果となってしまいました。


今の仕事はとても憂鬱なので本当に本当に異動したくてしたくてたまらないのですが、もう決定してしまった事項ですから、とりあえずは目の前の仕事を懸命にこなさなくてはなりません。


その「目の前の仕事」がこれまた曲者でして、他者の協力がないとこなせない仕事なのに、その「他者」の大多数はマイペースに自分の事だけを考えて仕事をしているため、私は仕事にとりかかろうと思っていてもとりかかることすらできません。

人間関係を崩すのは嫌だったのですが、このまま何もせずに待ち続けているだけでは自分の首を絞めることになるということだけは分かっていましたから、キツク強く「どうにかしてください！！！」と言いました。


ようやく動いてもらえることとなったにはなったのですが、そこの人達から総スカンを喰らうことは覚悟していました。

そんな中、元から協力的だった、唯一良く動いていただけて色々と助けていただいていた方から「僕はなおっちさんにはお世話になったと思っている。迷惑をかけているのはこちらの方だ。ああまで言わないと動かない人間の方がおかしいんだ」と言ってもらい、不覚にも涙が出てきてしまいました。


敵ばかりだと思って仕事をしてきたけど、分かってくれる人は居たんだなあ…　(T_T)

その人からその一言を言ってもらえただけで、私はこの一年の苦労が報われた気がします。



そんな唯一の「良い人」は、人事異動で居なくなってしまいます。



こちらこそ、本当にお世話になりました。

あなたのようないい人がまた異動してきてくださるといいのですが…