ゆとり教育

2010年10月29日
長男達の中間テストが先日終わり、ボチボチ結果が返ってきています。



でも、長男はテスト前はひじょうに慌てていました。

ある日「ママ、これからNHKに行ってくる!」と言うので何事かと思ったら、NHKの化学の講座のビデオがあったら見せてもらってくるとのことでした。



化学の授業中にNHKのビデオを見たらしいのですが、その時はとても眠くてところどころの記憶が飛んでいたそうです。
それなのに、そんな長男達の態度が悪いと思ったのか、化学の先生は「今ビデオを一生懸命見た人は得します。テストには今のビデオの内容からも出題します」と宣言したそうです。

「しまった!。ちゃんと見ていれば良かった!」と思ってもあとの祭りです。
そこで長男は「NHKに行ってビデオが借りられないかどうか交渉してくる!」と、近くの放送局に飛んで行ったのです。

でも、そのビデオは1990年代のものだったらしく、無かったようです。

長男達は中3ですが、既に高校の履修範囲を勉強していますので、その時に見たビデオも高校化学の内容だったようです。

家に帰ってきてからはYou Tubeのどこかにアップしてないか探したり、今やっている高校化学講座の内容をHPで閲覧したりしたそうなのですが、You Tubeには無かったようだし、今の内容は長男曰く「ゆとり教育のせいなのか、今のは内容が薄くて見ていたビデオよりも簡単だ」そうです。

「え?。ゆとり教育って、高校の履修内容まで減らしたんだっけ?」と思いましたが、そんな事をいくら言ってみたところでもう二度とビデオを見られない事だけは確かです。

「実力で試験を受けるしかないね」「もったいないねえ…。せっかく確実に点数が取れる問題だったかもしれないのに分からないなんて…」と言ったら「うん…」とうなだれていた長男でした。

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