娘は死んだと言っておいて

…と母にお願いしました。
何の事かというと、ウザイ迷惑電話の事です。



私の家には、私宛のセールス電話が多数かかってきます。

今の職場には家電の番号を教えていないし、親しい友達などはそもそも家電になどかけてこないし、私宛の大事な用件が家電にかかってくる事はありません。
それなのに「なおっちさんいらっしゃいますか？」の名指し電話がたくさんかかってきます。



多分、個人情報保護が緩かった頃、私の職場は否応なく大図鑑みたいな名簿に住所と電話番号を記載されてしまっていたので、それを見てかけているのかもしれません。
もしくは、高校の卒業アルバムを見てかけてきているのかもしれません。

私は昼間家に居ないので、もっぱら対応するのはウチの母です。

最初は何が何だか訳が分からなかった母はそういう電話がかかってくると「山田さん（仮名）って人からあんたを尋ねて電話があったよ」等イチイチ私に報告していましたが「ああ、そういうのはね、ただ単に個人名を名乗ってかけてくる営業電話よ。気にしなくてもいいわ。私に山田さんという親しい知り合いは居ないから」などと私が説明している内に「なおっちさんはいらっしゃいますか？」の電話は大抵怪しげだと分かってきたようです。
「どういう会社の誰ですか？」「何のための電話ですか？」など、相手に尋ねるようになりました。

でも、ああいう電話をかけてくる人達ってア○じゃないですか！？
母のように世間知らずなお人好しが普通に対応しても、失礼な態度を取る人の方が圧倒的多数です。

今日書いたこの日記。
http://27178.diarynote.jp/201009071234221575/

私はこちらが出ないのでしつこく何度もかけてきたのだと思っていたらどうやら１階の母が子機でとったらしく、１回目の時に「営業電話なら、ウチには関係ありませんから」と言って切ったんだそうです。
言いたい事も言えなくて悔しかったのかすぐに２回目がかかってきて、それをガチャ切りしたら相手が更に怒ったらしく、何度もかけてきたようです。

あれ、もっと何度もやられていたら時間帯から言って本当に迷惑だし、警察に届け出ても良いくらいだと思います。

多分こちらの住所も電話番号も分かっている見ず知らずの相手に、何をされるか分からない恐怖を感じながら喧嘩みたいな真似をするのは嫌なので、母に「今度からそういう電話がかかってきたら『娘は死にました』って言っておいて！。私宛の大事な電話がこの電話にかかってくる事はまず無いから、とにかく『なおっちさんは居ますか？』という電話には全てそれで対応して！。遠慮無く『死にました』って言ってね」とお願いしておきました。

ターゲットが死んでいるのなら営業のしようもないし、相手も諦めるのではないかなあと思うのですが…　(-_-)



人の良い母は死ぬと言うのにも抵抗があるし、万が一知人がかけてきたらどうしようという心配もしているみたいで「（子供達の）学校からだったらどうするの？」と言うので「だってそういう時は『なおっちさんいますか？』じゃなくて『○○学校ですが、長男君のお母さんいらっしゃいますか？』とかそういう風にかけてくるでしょ？。営業電話との区別はつくわよ。万が一知り合いだと言う事が判明しても『ああ、ごめんなさいね。最近変な電話が多くて、娘からそう言うように言われているの』と後から説明すれば済むでしょ？。とにかく、ああいう営業電話の人を怒らせると何をするか分からないから、変なトラブルを抱えないためにも『娘は死にました』でいってちょうだい」と再度お願いしました。

あ、旦那にも言っておかなくちゃね。
私は電話に出ない人だから「妻は死にました」って言ってね、って。



ああ、でも本当に営業電話はウザイ！