まるでお葬式のような冷蔵庫とのお別れ

今日は昨日購入した冷蔵庫の納品でした。

朝から配送してもらうための準備のため、結構忙しかったです。

まず、冷蔵庫の周囲を整頓しなくてはなりません。
そして、冷蔵庫の中身をからっぽにしなくてはなりません。
買い換えに備えて冷蔵庫の中身は少なくしてあったんだけれども、それでも保冷バック4袋分を避難させることとなりました。

「冷蔵庫の買い換え一つでこんな思いをするのだから、もう二度と引っ越しなどしたくはないなあ」と思った私なのでした。　(^^;)

それから、14年目に突入するまで頑張ってくれた冷蔵庫の写真を撮りました。
いっそぶっ壊れてくれれば「買い換えしかないか…」と諦めもついたのですが、最期まで一応は冷えていてくれたので、こんな状態での買い換えは罪悪感が残りました…
「今までありがとう！。本当にお世話になりました！」と何度も冷蔵庫をなでてやりました。

午後4時を少し回った頃、配送のお兄ちゃん達がやってきました。

長女は「冷蔵庫が行っちゃう！」と号泣。
昨日は「新しい冷蔵庫〜♪」って喜んで一緒に見に行っていたのにね。
お兄ちゃん達が作業している間中、泣いていました。

廃棄の伝票が張られただけで泣くし、冷蔵庫がちょっと移動しただけで泣くし、玄関から出ていったら泣くし…
まるで、出棺を見送るかのようでした。

でも、そうだよなあ。
冷えの程度がよろしくないだけで、普通にモノを冷やす機能はまだちょっと大丈夫な筈。
それなのに、廃棄物になるんだもの。
出棺を見送るようなものだよなあ。

結婚してからずっと一緒に居た冷蔵庫。
亡き父がお嫁入り道具に買ってくれた冷蔵庫。
2人の子供達が産まれてから今まで、ずっと一緒に居た冷蔵庫。

そう思うと、私にもツーンとくる思いがありました。

最後は、冷蔵庫を乗せたトラックが曲がって見えなくなるまで見送りました。
本当に今までどうもありがとう！！！！！

長女はお見送りが終わって部屋に帰ってきてからも、しばらくは泣いていました。
以前エレクトーンを購入した時も、前のエレクトーンが引き取られていくのを見て号泣したんだったよな…
その時は小1くらいだったけど、小4の今になっても基本的な性格は変わらないんだなあ。

いくら励ましてもしばらく沈んでいましたが、数時間経ったらようやく元気を取り戻しました。

新しい冷蔵庫に電源が入ってから数時間経ち、クーラーバッグに入っていたモノ達をいよいよ新しい冷蔵庫に入れる作業をしなくてはなりません。
どこに何を置くのか、今までとはまったく違うタイプの冷蔵庫になったため、考えながらの作業でした。

でも、今度の冷蔵庫は、開けっ放しにしてから1分後と2分後に、警告のブザーが鳴ります。
3分後までそのままだと、警告ブザーがずっと鳴り続けます。
これはちょっとウザくて…　(^^;)
「分かってるよ！」と冷蔵庫に向かって、少々キレてしまいました。　(^^;)

それから、在庫がこの色しか無いと言われて「シルキーステンレス」というピカピカのステンレス色を購入したのですが、傷がつきやすそうだし手あかなどが目立つし、何だか常に掃除をしていなくてはいけなさそうなの！
これは面倒だなあ…
前の冷蔵庫は、グレーで汚れが目立たなかったのになあ。

でも、良いところもあります。

容量が広くなったので（以前のは370くらい。今度のは401）、モノが入れやすくなりました☆
でもまあ、これは冷蔵庫整理をしたのに伴い、モノを捨てた事もあるかもしれませんが。

そして、やっぱりワンタッチで開くドアは便利♪
これのためだけに東○を選んだ甲斐があったわ〜☆

冷凍庫のモノがとけてしまう事が多く冷凍食品を買い控えていたため、一通り整理が終わったら冷凍食品とアイスを買いに行きました。
「今日からは良く冷えるし〜♪」と思っていたら、何だかんだで1万円近く買い物をしてしまいました。
調子に乗りすぎたかなあ？


前の冷蔵庫とのお別れはつらかったけど、取りあえずものが溶ける心配をしなくても良くなるのがうれしいです。
これからよろしくね、新しい冷蔵庫ちゃん♪