担任の意図

長男（小学校3年生）の担任は、宿題を出しません。
そのかわり、一人一人が「がんばり勉強」を称した勉強を自由にやっていきます。

「自由」と言いつつ、結構制約のある、この「がんばり勉強」

まず、学校で習った範囲のことしかやってはいけません。
そして、学校で使っているドリルや問題集しか使ってはいけません。

ただ、それを何度でも繰り返し勉強するのは自由。
あとは好きなことを好きなだけ勉強していっていいのです。

私は、学期の最初に担任がこの方法を取り入れた時、結構「賛成派」でした。
やりたい子がやりたいだけやっていけばいい勉強なら、ウチの子は別にやらなくてもいいわ、と。

ただ、担任に「この方法は制約が多すぎて、やってこられる子とやってこられない子の差が激しいと思う。ウチの子はこの方法の勉強は少ししかできないが、他の形で勉強をとてもがんばっている。それをがんばり勉強として提出できないのなら、これで生徒を評価することは一切やめてほしい」と念を押した。

担任はそれに対して「自分のできる範囲でやってこられればいいのですから、強制はしません」と言いました。

ハッキリ言って、学校の勉強程度だと物足りない。
学校でもらったドリルや問題集を繰り返しやる、だなんてこと、全然役に立たない。

だから、我が家では程々にやっていました。
　
　
　
この方式の勉強は「夏休みにもやってくるように」とのお達しがありました。
けれども、ウチは夏休みも本当に「程々」にしかやっていきませんでした。

そうしたら。

担任は「ページ数だけががんばりではないけれど」と前置きしつつ、学級通信で「がんばり勉強のページ数」を発表した。
ページ数の多い順に、名前とページ数を。

当然ウチの子の名前はありません。

ウチの子の名前が載ってないのは、当然なことだし何とも思いません。
けれども「自由」とか「好きなことを好きなだけ」とか言いつつ、結局は強制しているこのやり方は、私はどうも納得できない。

どうやら、担任との相性は悪いようだ…

ブラックな心で言わせてもらうと、どうせロクな大学を出ていないんだろうな、うちの担任。