そんなんじゃあ、○○になっちゃうよ!
2004年3月16日最近毎日長男に何かしらガミガミ言っている私。
その原因は主に習い事や塾にあるのですが…
ウチが長男に費やしている塾や習い事の月謝の総額は、月額6万円を超えています。
これに長女の音楽教室とスイミングと習字の額が加算されると「ウチって上流階級だったかしら?」と勘違いしたくなる額です。
額だけあげると私が無理矢理のべつくまなく習わせているようですが、どれもこれも本人の希望です。
私としては長男に一つでも習い事をやめてもらえれば御の字なので、ことある事に「これをやめなさい」「あれをやめなさい」と勧めているのですが、長男はやめるのだけはイヤみたいで「絶対にやめない」と涙を流して拒否します。
子供の涙には弱いモノだから「本人が続けたいと言っているウチは仕方ないか…」と続けさせてきましたが、今日は「そろばん」の事でキレました。
「何だか今の級になってから長いなあ」と思っていたのですが、長男は最近ちっとも級が上がりません。
本当はそろばんは週4日行くのですが、他の習い事とのかね合いで週2日しか行けていません。
その事で先生にもチクリと嫌みを言われるし…(私だって週2回通っても4回通っても月謝が同じなんだから、通う事が可能ならば通わせているわよ!)
今でも少ないと思っていたそろばんへの通塾回数が、4月からは新たに増やした塾の曜日と重なってしまうため、週1回しか取れません。
「これは、ますますそろばんは続けるのに厳しい条件になるなあ」と思いましたが、本人は「やめたくない」と言っていました。
でも…
1年生の時には向上心も持っていたと思うのですが、どうも最近は惰性で通っていたみたいで、そして級も上がらず。
「家でも練習しないと、上がっていけないよ?。いつまでも上がれなくて悔しくないの?。上がれなくても悔しくないようならやめてしまいなさい。習っている事に安心して何もしないなら意味がないよ!」と怒ったら、長男は「家でも練習する」と言いました。
でも、それは先日音楽教室の練習をちっともしないと怒った時の事と同じです。
私に言われると一応練習するのですが、いつの間にかダレてしまったり、私に言われるまで練習しようとしない(練習する事を思いつきもしない)長男にイライラもマックス!
「じゃあ、何で言われなくても練習しないのよ?。ママはいつでもやめてくれていいと思ってるのよ!。向上心の無い子はやらなくてもいいの!」とまたも爆発。
そして次に出た言葉が「そんなんじゃあ、高橋尚子みたいになっちゃうよ!」でした。
私は高橋尚子の大ファンです。
自分でも陸上をやっていたから陸上の苦しさは良く分かっているつもりです。
だから、走る事を「楽しい」とサラッと言ってのける彼女の事は年下だけど本当に尊敬しているし、すごい人だと思っています。
今回の会見だって、本当は悔しくてたまらなかっただろうに泣き言一つ言わなかったし。
「自分を作れる人」だと思う。
今回彼女が選考からもれてしまった事は、本当に残念です。
彼女が選ばれないと分かった時点で「オリンピックもつまらなくなるなあ」と思ったし「高橋尚子が出るならばリアルタイムで見るけど、出ないのなら結果だけ分かればそれでいいや」とまで思ったくらいです。
けれども、長男を叱る時に咄嗟に私の口をついて出た言葉は「高橋尚子みたいになっちゃうよ!」だったから、失礼極まりないですよね…
「名古屋国際を走っていれば良かった」という高橋側の言葉。
私だって「そうだよ〜!。名古屋国際で1位になって、誰にも文句言わせずに堂々と選ばれれば良かったんだよ〜!。何で走ってくれなかったのよ?」という気持ちでいっぱい!
高橋の居ないオリンピックなんて、本当につまらない!
高橋のどこが劣っているというの?
でも、今回の高橋の事を見ていると、どうしても「ウサギとカメ」を思い出してしまう。
「私を選ばず、誰を選ぶのよ?。東京国際のタイム程度で落とされるわけないわ!」というおごりが彼女にあったから、こういう結果になったのは否めない。
あとから「走っておけば良かった」と思うくらいなら、走っておけばこんなにも悔しい思いはせずに済んだのに…
「悔しい思いをする」と言う事が頭になかったから、名古屋国際を走らなかったんですよね。
あんなに力がある彼女ですら、こんなに悔しい思いをするハメになるのだ。
「がんばった人が報われる」「努力は無駄にならない」という例になったのではないだろうか?
親の欲目もあると思うけど、私は長男には力があると思っています。
でも、先日学校からテストの答案(100点ばかり数枚)を持ち帰ってきましたが、素直に誉める事ができませんでした。
長男も私に見せもしなかったので、母(おばあちゃん)が「コレ見た?。100点を束にして持って帰ってきたのだから、誉めてあげてよ」と言って初めて知ったのですが、それを聞いても誉めてあげる事ができませんでした。
学校のテスト程度で満点を取ってくる事は、長男にとっては当たり前だから。
逆にもしも満点を取れなかったら、それが長男の努力不足なのであって、満点は誉めるに値しません。
本当は誉めてあげたかったけど、でも、どうしてもできませんでした。
確かに子供は「誉める事で伸びる」のでしょうが、どうもウチの長男は「誉めるとそれで満足してしまって伸びない」ように感じるからです。
同じ100点を持ち帰っても、心の底から喜んで誉めてあげられる家庭もあるんだろうなあ。
そういう家の子供は、うれしいし幸せなのだろうなあ(←お断りしておきますが…。この文章で私が言いたいのは「親として、子供の100点を素直に喜んで誉めてあげられる家庭は良い家庭で、そういう親に育てられる子供は幸せだなあ」という事であって「学校のテストで100点をとったくらいで脳天気に喜べて幸せ」という意味ではありませんので、念のため…。読みようによってはそうとれなくもないので一応解説させていただきました)
…という事が分かっていても、それでもどうしても誉める気が起こらない私。
酷い親ですよね。
それで、最初に戻ってそろばんの話。
私は長男と長女にとってとても怖い存在らしく、いつも私の言う事ならば何でもきくのに「そろばんをやめなさい」という言葉にだけは、長男はどうしても「はい」と言いませんでした。
4月から週1回しか通えなくても、家でもがんばって練習するそうです。
本人がそこまで言うのなら仕方ないよね…
もう少し様子を見てみるつもりですが、多分また日をあけずにガミガミ言わなくちゃいけないんだろうなあ…
その原因は主に習い事や塾にあるのですが…
ウチが長男に費やしている塾や習い事の月謝の総額は、月額6万円を超えています。
これに長女の音楽教室とスイミングと習字の額が加算されると「ウチって上流階級だったかしら?」と勘違いしたくなる額です。
額だけあげると私が無理矢理のべつくまなく習わせているようですが、どれもこれも本人の希望です。
私としては長男に一つでも習い事をやめてもらえれば御の字なので、ことある事に「これをやめなさい」「あれをやめなさい」と勧めているのですが、長男はやめるのだけはイヤみたいで「絶対にやめない」と涙を流して拒否します。
子供の涙には弱いモノだから「本人が続けたいと言っているウチは仕方ないか…」と続けさせてきましたが、今日は「そろばん」の事でキレました。
「何だか今の級になってから長いなあ」と思っていたのですが、長男は最近ちっとも級が上がりません。
本当はそろばんは週4日行くのですが、他の習い事とのかね合いで週2日しか行けていません。
その事で先生にもチクリと嫌みを言われるし…(私だって週2回通っても4回通っても月謝が同じなんだから、通う事が可能ならば通わせているわよ!)
今でも少ないと思っていたそろばんへの通塾回数が、4月からは新たに増やした塾の曜日と重なってしまうため、週1回しか取れません。
「これは、ますますそろばんは続けるのに厳しい条件になるなあ」と思いましたが、本人は「やめたくない」と言っていました。
でも…
1年生の時には向上心も持っていたと思うのですが、どうも最近は惰性で通っていたみたいで、そして級も上がらず。
「家でも練習しないと、上がっていけないよ?。いつまでも上がれなくて悔しくないの?。上がれなくても悔しくないようならやめてしまいなさい。習っている事に安心して何もしないなら意味がないよ!」と怒ったら、長男は「家でも練習する」と言いました。
でも、それは先日音楽教室の練習をちっともしないと怒った時の事と同じです。
私に言われると一応練習するのですが、いつの間にかダレてしまったり、私に言われるまで練習しようとしない(練習する事を思いつきもしない)長男にイライラもマックス!
「じゃあ、何で言われなくても練習しないのよ?。ママはいつでもやめてくれていいと思ってるのよ!。向上心の無い子はやらなくてもいいの!」とまたも爆発。
そして次に出た言葉が「そんなんじゃあ、高橋尚子みたいになっちゃうよ!」でした。
私は高橋尚子の大ファンです。
自分でも陸上をやっていたから陸上の苦しさは良く分かっているつもりです。
だから、走る事を「楽しい」とサラッと言ってのける彼女の事は年下だけど本当に尊敬しているし、すごい人だと思っています。
今回の会見だって、本当は悔しくてたまらなかっただろうに泣き言一つ言わなかったし。
「自分を作れる人」だと思う。
今回彼女が選考からもれてしまった事は、本当に残念です。
彼女が選ばれないと分かった時点で「オリンピックもつまらなくなるなあ」と思ったし「高橋尚子が出るならばリアルタイムで見るけど、出ないのなら結果だけ分かればそれでいいや」とまで思ったくらいです。
けれども、長男を叱る時に咄嗟に私の口をついて出た言葉は「高橋尚子みたいになっちゃうよ!」だったから、失礼極まりないですよね…
「名古屋国際を走っていれば良かった」という高橋側の言葉。
私だって「そうだよ〜!。名古屋国際で1位になって、誰にも文句言わせずに堂々と選ばれれば良かったんだよ〜!。何で走ってくれなかったのよ?」という気持ちでいっぱい!
高橋の居ないオリンピックなんて、本当につまらない!
高橋のどこが劣っているというの?
でも、今回の高橋の事を見ていると、どうしても「ウサギとカメ」を思い出してしまう。
「私を選ばず、誰を選ぶのよ?。東京国際のタイム程度で落とされるわけないわ!」というおごりが彼女にあったから、こういう結果になったのは否めない。
あとから「走っておけば良かった」と思うくらいなら、走っておけばこんなにも悔しい思いはせずに済んだのに…
「悔しい思いをする」と言う事が頭になかったから、名古屋国際を走らなかったんですよね。
あんなに力がある彼女ですら、こんなに悔しい思いをするハメになるのだ。
「がんばった人が報われる」「努力は無駄にならない」という例になったのではないだろうか?
親の欲目もあると思うけど、私は長男には力があると思っています。
でも、先日学校からテストの答案(100点ばかり数枚)を持ち帰ってきましたが、素直に誉める事ができませんでした。
長男も私に見せもしなかったので、母(おばあちゃん)が「コレ見た?。100点を束にして持って帰ってきたのだから、誉めてあげてよ」と言って初めて知ったのですが、それを聞いても誉めてあげる事ができませんでした。
学校のテスト程度で満点を取ってくる事は、長男にとっては当たり前だから。
逆にもしも満点を取れなかったら、それが長男の努力不足なのであって、満点は誉めるに値しません。
本当は誉めてあげたかったけど、でも、どうしてもできませんでした。
確かに子供は「誉める事で伸びる」のでしょうが、どうもウチの長男は「誉めるとそれで満足してしまって伸びない」ように感じるからです。
同じ100点を持ち帰っても、心の底から喜んで誉めてあげられる家庭もあるんだろうなあ。
そういう家の子供は、うれしいし幸せなのだろうなあ(←お断りしておきますが…。この文章で私が言いたいのは「親として、子供の100点を素直に喜んで誉めてあげられる家庭は良い家庭で、そういう親に育てられる子供は幸せだなあ」という事であって「学校のテストで100点をとったくらいで脳天気に喜べて幸せ」という意味ではありませんので、念のため…。読みようによってはそうとれなくもないので一応解説させていただきました)
…という事が分かっていても、それでもどうしても誉める気が起こらない私。
酷い親ですよね。
それで、最初に戻ってそろばんの話。
私は長男と長女にとってとても怖い存在らしく、いつも私の言う事ならば何でもきくのに「そろばんをやめなさい」という言葉にだけは、長男はどうしても「はい」と言いませんでした。
4月から週1回しか通えなくても、家でもがんばって練習するそうです。
本人がそこまで言うのなら仕方ないよね…
もう少し様子を見てみるつもりですが、多分また日をあけずにガミガミ言わなくちゃいけないんだろうなあ…
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