今日美容院に行って来ました

美容院に行くと、ついつい世間話とか、自分の家の話とかしちゃいませんか?

向こうも沈黙が良くないと思うのか、結構絶えず話しかけてくれます
 
 


美容院では毎回
「旦那さんの実家、行った!?」
と聞かれます
 
 


例えば今回は、お正月が明けてから初めての美容院だったので「お正月とかに、実家へ行ったの!?」と聞かれました

春だと「連休は行くの?(行ったの?)」
夏だと「お盆休みには行くの?(行ったの?)」
連休が近いと「連休の予定は?。実家には行かないの?」
と言われます

 
 

もしも美容院でこう聞かれなかったら、私は
「旦那の実家に行く」
などと言う事は、まるで意識しないまま普段を生きています
 
「あ、そう言えば旦那の実家なんてもんもあったな〜」
ってくらいです
 
 
 
 

そもそも最後に旦那の実家に行ったのは、どれくらい前だろう!?
 
 
旦那の実家は、ウチから車で2時間ほどの所の、超田舎です

 
  
 
私も旦那も一応職場は毎週カレンダー通りに2連休
なので、行こうと思えば行けなくもありません

けれども、土曜日は子供が習い事をしているので、土曜日には行けません(月謝がもったいないからね〜)

それに、旦那も私も平日クタクタで、できれば2連休は休みたいので(どちらかのウチ1日は朝寝坊したい)、お互い「じゃあ、日曜日に行こう」とも言い出しません(朝早く出るのもイヤだし、帰ってくるのが遅くなると、月曜日から寝不足で疲れるのはイヤだからです)
  
  
 

「一家揃って」という形での帰省は、もう本当に数年行っていないかもしれません(どれくらい前だか、想像もつかないほど前です)
 
 
 
旦那の両親の事は、決して大嫌いではありません

でも「大好き」でもありません

 
 
 
 
 
そもそも、私は旦那との結婚に反対されました

旦那が長男で、私が一人っ子だったためです

「嫁に来るのなら、結婚を許す。でも、来ないのなら許さない」と言われたので、ウチの両親は私の事を嫁に出しました
ウチの両親だって、心の中では「(私に)跡を継いで欲しい」と思っていたと思うのですが…

旦那は3人兄弟で弟と妹がいたので、旦那側は次男が跡を継いだって良かったのに、次男が居ても「跡を継ぐのは長男でないと」ダメなんですって!

 
 
私が長男を妊娠していた時に、お腹にいる頃から「男の子だ」と分かっていたので、そこまで旦那の事を「長男長男」とこだわっていた両親だったら「長男の長男が産まれた」とさぞ喜んでくれるかと思いきや、私の入院中一度も見舞いに来なかったんですよ!

後からその理由を聞いたら「結婚後、村のしきたりのあいさつをしに来なかったのに、何故こちらから出かけて行かなくちゃいかんのだ!」と義父が言ったからだそうです(妊娠を理由に、結婚後は旦那の実家へしばらく行かなかったからね…)

 

その後「時間が無かった」とか言っていたけど、私が入院中、村の連中と海外旅行に行った事、知ってるんだから!

長男に長男が産まれたのに、そっちの方が大事なんかい!!!
 
 
 
義妹も私達と同時期に結婚したのですが、私達の所に出産祝いをよこすでもありませんでした

でも別にそんなもん、いらないですけど(本心)

なのに驚いたのは、数ヶ月後に義妹が出産した時に、義母がわざわざ電話してきて「妹のところに子供が産まれたから、出産祝いを送れ」と言った事です

それに対して、ウチの旦那も「分かった」と言ったので、私は激怒!!!

「何で、ウチはもらってないのに、出産祝いを送らなくちゃいけないの!?」と猛抗議

旦那は「だって、(義母が)もしもこっちが送ったら、向こうも同じくらいのモノを送って寄こすだろう、と言ったから、それだったらプラスマイナスゼロなわけだから、まあいいか、と思って…」って、のほほんとしています

「どうして、こっちから頭を下げるような形で、下手に出て、出産祝いなんか送らなあかんの!?」と言ったら、面倒くさそうに「分かった、親にそう言うよ」と言って、旦那は折り返し電話しました

そうしたら今度は「お兄ちゃんなんだから、それくらい」と言われたそうです

 
 

ハァ〜っ!?、お兄ちゃんだから!?

 
 

確かに義妹は私達より4つ年下だけど、義妹の旦那は1つ年下なだけ
お互い社会人で、それなりに常識もあって(あるはず)、家庭も持った大人なのに「お兄ちゃんなんだから!」だぁ〜!?!?!?
 
 
 
その頃私は「私の両親にとても申し訳ない」と思っていました

一人っ子の私を、嫁に出すためだけに育てた訳でもないのに、私が旦那を選んだばかりにこんな結果になって…
 
 


長男が1歳の時、父が他界しました

 
 
父の最期の言葉は、眠っている私の長男を見て「風邪をひかせるといけないから、何かかけてやれ」でした
 
 


それを期に私は「絶対に、ウチの子(長男)に、旦那の実家は継がせない」と固く決心し「戸籍訂正審判」というのをおこして、自分の姓を実家の姓に戻しました(当然旦那も私の姓になりました)
  
「何で、長男に長男が産まれたのに見にも来なかった人のところの家を、この子が継がなあかんの?。ウチの実家が、この子の面倒を、どれほど見てくれたと思っているの!」と、爆発しました
 
 
 

 
そして今、実家の土地に2世帯住宅を建てて、実母と暮らしています
 
 

結果的には、旦那に理解があって、私の言い分を分かってくれたので、現在の自分があります
 
 
元の姓に戻った時に、母から、父が死ぬ前に「なおっちは、家に戻ってくると言っていた」と聞かされました(まさか、旦那と離婚すると予感していたんじゃ、ないでしょうねえ!)

父とはケンカばかりしていましたが、今思うと、私は常に父に守られていたんだな〜、と感じます
なので、少しでも父に親孝行できたかな?、なんて思っています(父も長男だったので、私が嫁にいった事は、本心ではかなり不安だったと思うので…)
 
 

 
義両親には、当時はとてもむかついていましたが、もう昔の事だし、今は私の姓に戻った訳だし、今は何も思う事はありません

ただ、やはり他人

「今何も思う事がない」だけで、決して「昔あったことを忘れた」訳ではありません
 
 
だからこれからも、義両親の事は「大嫌いではないけど、大好きではない」です
 
 

 
でも、旦那の実家に帰らないのは、意地悪ではなくて、別に「求められていないから」なのです

何せ、長男に長男が産まれても見に来なかったような人なわけですから、手放しで孫がかわいいと思っている訳ではないようなので…

それを思うと、ウチの母など、孫の事を思うだけで泣いてしまうような人なので、やっぱり違うよな…


 
だから良く「両親達が、孫をとりあって困る」という話を聞くけど、そういう図式になってみたいモノだ! 

 
 
 ★今日は何だか、とりとめのない日記ですみません…
 
 

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