車イス初体験☆
2002年12月18日今日は、実際に車イスに乗って、街で買い物したり食事をしたりというのを体験する「福祉の研修」という出張でした
タイトルに「車イス初体験」と書いてしまいましたが、そう言えば数年前に「結石」をやった時、あまりの痛さに動けずに乗った事もあったっけな…
ただ、今回は2人1組でペアを組んで「押す人」「乗る人」の両方を経験したので、押すのは初体験でした
リフト付きバスに車イスを積み込み、繁華街へGO!
私達ペアは、じゃんけんで、私が先に「押す方」になりました
押す方の時は、あまり人々の視線を感じませんでした
それに、横断歩道とかで、車が優しいの!
普段自転車で通っている時などは、危うく轢かれそうになる事が多いのだけれども、車イスだとずっと前から停まっていてくれる(たまたまかもしれないけど)
ドライバーさん達、普段からもっと優しく運転してよね!
私が乗る番になった時には、某デパートに行きました
後から「車イスはエスカレーターも乗れる」と知ったのですが、その時はエレベーターにしか乗れないと思っていたので、違うフロアに行きたい時にはとても不便でした
私の時はエレベーターに乗る時に他の方からとても優しくしていただいたのだけれども、他のグループのペアが乗ろうとした時などは「一番先に待っていたのに、扉が開いた途端に一般人が次々に横をすり抜けて乗ったため、乗れなくなった」そうで…
「もしも自分もしくは自分の家族が車イスの立場だったら、あんた達、どういう気持ちになると思うの…!」と、とても腹立たしく思いました(健常者だったら、エレベーターの1台くらい、待ったっていいじゃないのね〜!!!)
あと、やっぱり人からの視線は気になりました
自分もきっと知らず知らずのうちに視線を向けてしまっているのだと思うし、自分より下の位置に「何か分からないものが動いていたら」きっと視線は行ってしまうと思うのですが、視線を受ける事に慣れていないモノで、とても気になりました(恥ずかしかった☆)
でも、意外にも買い物の時のレジカウンターは低くて容易に金銭や商品の受け渡しが出来たり「うぇ〜、車イスが来た〜!」という目で見られたりそういう態度を取られたりする事は無かったです(今回一回きりだから、たまたまかもね…)
今回の研修はたった4時間ほどだったのですが、車イスを経験して、初めて分かる事がとてもたくさんありました
将来自分の親や家族が車イス生活を送らないとも限りません
「もっと社会が優しいモノになったらな〜」と思ったのですが、世の中はそう言う方向とは全く逆に動いているので「厳しいよな〜」と思ってしまいました
ただ、経験しないと分からない事が分かったおかげで、少しでも車イスで生活しているかたの状態が分かった事は、大変貴重だったと思います
今後の仕事や生活で役立てて行きたいな〜
でも、気になったのは「点字ブロック」です
点字ブロックの上は、普段私が自転車通勤をしていてもとても邪魔だし、雨の日とかは特に滑って危ないんだけど、私は点字ブロックは視覚障害者にとってどれだけ大事か分かっているつもりなのです
ただ、今回その上を車イスで通ったら、揺れるのなんのって…!
それを実際に足に障害を持っていらっしゃるかたにお尋ねしたのですが(点字ブロックと、車イス利用者のどちらにも優しい道になるにはどうしたら良いのか)、外国では歩道がとても広くて、車イスと点字ブロックが楽々併設できるそうなのですが、日本は狭いのでなかなかそういうわけにはいかないそうで、課題なんだそうです
私は今、主に身体に障害のあるかたと関係した仕事をしているので、社会が全ての人に優しい環境になるといいな〜、と思っています
…というのも、障害というのは、産まれながらにおうモノもありますが、多くは後天的要因によるモノなのです(病気による合併症とか、交通事故とか…)
…ということは、自分の家族や自分だって、いつそういう環境になるかは、予想がつきません
なので、自分が健常者で居るウチに、社会が少しでも対応できる環境になればいいと思うのだけれども、私のような底辺の人間がそう思ったところで、社会などなかなか動きません…
草の根運動ではないけど、人間がみんなそういう思いを持っていければ、理想なのにな〜、と叶わぬ思いを持っています
タイトルに「車イス初体験」と書いてしまいましたが、そう言えば数年前に「結石」をやった時、あまりの痛さに動けずに乗った事もあったっけな…
ただ、今回は2人1組でペアを組んで「押す人」「乗る人」の両方を経験したので、押すのは初体験でした
リフト付きバスに車イスを積み込み、繁華街へGO!
私達ペアは、じゃんけんで、私が先に「押す方」になりました
押す方の時は、あまり人々の視線を感じませんでした
それに、横断歩道とかで、車が優しいの!
普段自転車で通っている時などは、危うく轢かれそうになる事が多いのだけれども、車イスだとずっと前から停まっていてくれる(たまたまかもしれないけど)
ドライバーさん達、普段からもっと優しく運転してよね!
私が乗る番になった時には、某デパートに行きました
後から「車イスはエスカレーターも乗れる」と知ったのですが、その時はエレベーターにしか乗れないと思っていたので、違うフロアに行きたい時にはとても不便でした
私の時はエレベーターに乗る時に他の方からとても優しくしていただいたのだけれども、他のグループのペアが乗ろうとした時などは「一番先に待っていたのに、扉が開いた途端に一般人が次々に横をすり抜けて乗ったため、乗れなくなった」そうで…
「もしも自分もしくは自分の家族が車イスの立場だったら、あんた達、どういう気持ちになると思うの…!」と、とても腹立たしく思いました(健常者だったら、エレベーターの1台くらい、待ったっていいじゃないのね〜!!!)
あと、やっぱり人からの視線は気になりました
自分もきっと知らず知らずのうちに視線を向けてしまっているのだと思うし、自分より下の位置に「何か分からないものが動いていたら」きっと視線は行ってしまうと思うのですが、視線を受ける事に慣れていないモノで、とても気になりました(恥ずかしかった☆)
でも、意外にも買い物の時のレジカウンターは低くて容易に金銭や商品の受け渡しが出来たり「うぇ〜、車イスが来た〜!」という目で見られたりそういう態度を取られたりする事は無かったです(今回一回きりだから、たまたまかもね…)
今回の研修はたった4時間ほどだったのですが、車イスを経験して、初めて分かる事がとてもたくさんありました
将来自分の親や家族が車イス生活を送らないとも限りません
「もっと社会が優しいモノになったらな〜」と思ったのですが、世の中はそう言う方向とは全く逆に動いているので「厳しいよな〜」と思ってしまいました
ただ、経験しないと分からない事が分かったおかげで、少しでも車イスで生活しているかたの状態が分かった事は、大変貴重だったと思います
今後の仕事や生活で役立てて行きたいな〜
でも、気になったのは「点字ブロック」です
点字ブロックの上は、普段私が自転車通勤をしていてもとても邪魔だし、雨の日とかは特に滑って危ないんだけど、私は点字ブロックは視覚障害者にとってどれだけ大事か分かっているつもりなのです
ただ、今回その上を車イスで通ったら、揺れるのなんのって…!
それを実際に足に障害を持っていらっしゃるかたにお尋ねしたのですが(点字ブロックと、車イス利用者のどちらにも優しい道になるにはどうしたら良いのか)、外国では歩道がとても広くて、車イスと点字ブロックが楽々併設できるそうなのですが、日本は狭いのでなかなかそういうわけにはいかないそうで、課題なんだそうです
私は今、主に身体に障害のあるかたと関係した仕事をしているので、社会が全ての人に優しい環境になるといいな〜、と思っています
…というのも、障害というのは、産まれながらにおうモノもありますが、多くは後天的要因によるモノなのです(病気による合併症とか、交通事故とか…)
…ということは、自分の家族や自分だって、いつそういう環境になるかは、予想がつきません
なので、自分が健常者で居るウチに、社会が少しでも対応できる環境になればいいと思うのだけれども、私のような底辺の人間がそう思ったところで、社会などなかなか動きません…
草の根運動ではないけど、人間がみんなそういう思いを持っていければ、理想なのにな〜、と叶わぬ思いを持っています
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